「美は“睡眠時間の長さでなく、睡眠の質”で磨かれる⁉」【大塚家具・Have a good sleep project・女性インフルエンサー座談会】

渡辺由布子さん、山下美咲さん、藁科まさよさん




総合インテリア販売の大塚家具にて、2020年3月18日の「睡眠の日」から、多くの現代人が抱える睡眠に対する不安を解決に導く企画や、睡眠の正しい知識を提供する場を設定し、より快適で質の高い睡眠環境を実現すべく提案を行う企画「大塚家具 Have a good sleep project」が開始されます。大塚家具では、これでまでにも眠りのプロ・スリープアドバイザーがお客様のライフスタイルに合わせた睡眠環境づくりをお手伝いしており、本企画でも睡眠に悩み・課題を抱える多くの方に寄り添い、一つ一つ課題解決をしていきます。

大塚家具・Have a good sleep project

第一弾企画として、まず美容や健康、ライフスタイルを発信し、日々活躍する女性インフルエンサー3名に集まっていただき、睡眠に関する本音や自身の流儀をお話頂く座談会を開催しました。(藁科まさよさん、渡辺由布子さん、山下美咲さん)それぞれの年代やプライベートの事情で起こる睡眠への悩みに注目を♪

渡辺由布子さん、山下美咲さん、藁科まさよさん

女性インフルエンサー・座談会

睡眠のシンデレラタイムが美容にイイは本当!?嘘?
美は“長時間の睡眠でなく、快適な睡眠環境”で磨かれる!?

美容と睡眠の関係性って、どのくらい関係性が高いの・・?

渡辺由布子さん、山下美咲さん、藁科まさよさん

左から:渡辺由布子さん、山下美咲さん、藁科まさよさん

(藁科さん)「22時~26時が美容のゴールデンタイムで、女性ホルモンが分泌される」と書いているのを見たことがあるし、「就寝時間ではなく寝てから2時間後にホルモンが出るから時間は関係ない」っていうのも読んだことがあるから、一体どっちなんだろう?というのが気になります・・・肌に関しては変わったなぁって実感はないけど、頭の冴え方は前のほうが良かった。22時~26時の黄金時間は一理あると思うんですよね。

(山下さん) 夜まで仕事してる人とか、夜型の人とかは22時に寝るのはきついよね。

(渡辺さん) 私は、24時を目安に寝ていて、26時を過ぎてから寝ると、睡眠時間の長さにかかわらず、朝起きた時に体がだるく感じることはあります・・

【スリープアドバイザーPOINT!】

美は約3時間の睡眠からつくられる!
3人とも5~6時間の睡眠時間ということですが、日本人の約40%は6時間未満といわれています。脳や体の回復を得るためには、本当は7時間は寝たほうが良いのですがなかなかそうもいかないですよね。
睡眠時間を確保できないという人は、最初の3時間の質を高めることが大切です。深い睡眠の時に分泌される成長ホルモンが脳や体の回復のために大切なので、最初の約3時間の睡眠の質を高めることが重要なのです。

みんな眠る前の美容習慣、ルーティーンってある??

渡辺由布子さん、山下美咲さん、藁科まさよさん
(渡辺さん) 白湯を飲んだり、お風呂に長く入ります。お風呂から上がって、湯冷めしないうちにストレッチして寝るようにしてて、眠れないときは、CBDオイルを使っています。アメリカで流行っているサプリメントで、舌下に入れると本当にすぐに眠れるんですよ。オイルを使う日と使わない日では、寝起きが全く違う。眠りが深くなる感じで。

渡辺由布子さん

渡辺由布子さん

(山下さん) 自分の美容ケアに抜かりがないようにしっかりケアすることかな。しっかりケアしないと、気になって眠れなくなって、結果的に睡眠時間が少なくなる気がして。あとは、サプリと白湯を飲むことです。

山下美咲さん

山下美咲さん

(藁科さん) 私はプラセンタの錠剤を飲みます。朝の目覚めが良くなって睡眠が深くなる気がするので必ず飲んでいます。飲まなかった日は、目覚まし時計が鳴っても起きられない感じ。あとは、肌の保湿には力を入れていて、「少しベタベタしてるかな?」ってくらい、全身保湿して寝ています。

藁科まさよさん

藁科まさよさん

【スリープアドバイザーPOINT!】

自分が心地よいと思う睡眠環境をまずは整えることが重要!
睡眠の質を高める環境づくりとして大切なひとつとして、温度と湿度を整えることがあります。
からだの深部体温を下げると人は眠くなります。下がった状態を維持すると睡眠が維持できるので、布団に入った時のからだの周りの温度(寝床内温度)が31度~33度程度、湿度は40%~50%が良いといわれています。

解説
美をつくるための睡眠時間は“〇時間?”
睡眠のシンデレラタイムが美容にイイは本当!?嘘?

眠っている間にお肌のリペアをしてくれるのは「成長ホルモン」と呼ばれる物質です。この成長ホルモンは子供時代は体をつくり身長を伸ばす働きがありますが、大人になると脳や体を回復させる役目を担います。ただし、成長ホルモンは「何時から何時まで」という時間帯によってホルモンの分泌量が変わるのではなく、「眠ってからの時間」で出てくるものなんです。
普段6~7時間眠るとすると、眠り始めてから約3時間ほどで、全体の8割程度が分泌されます。となると、眠り始める時刻を気にするより、寝入ってからしばらくの時間での睡眠の質を徹底的に高めた方が良いとなります。
昔の日本人って、夜10時には眠っていましたよね?なので、この成長ホルモンが働くタイミングを考えると夜10〜夜中2時のいわゆる「美容タイム」はあながち間違いでもなかったのでしょうが、現代人の不規則な睡眠時間では、これは都市伝説となってしまいます。

枝川義邦(えだがわ・よしくに)

脳科学者/早稲田大学教授
東京大学より薬学の博士号、早稲田大学ビジネススクールよりMBAを受ける。脳の仕組みや働き、人間のこころや行動について、テレビや雑誌への出演も多い。2015 年度に早稲田大学ティーチングアワード総長賞、2017年度にユーキャン新語・流行語大賞を「睡眠負債」にて受賞。
著書:『 「脳が若い人」と「脳が老ける人」の習慣』(明日香書店)『「覚えられる」が習慣になる!記憶力ドリル』(総合法令出版社)
監修:『ぐっすり眠れる睡眠の本』(宝島社)『 たった30 日!もの忘れストップ!大人の記憶脳ドリル』(学研)

【スリープアドバイザー(登録商標番号:第4297146号)】

ベッドや枕などの商品知識の取得だけでなく、眠りに対する深い知識を持ち質の高い睡眠を提案できる「総合的な眠りのプロ」の育成を目的とし、フランスベッド株式会社スリープ研究センターが認定する資格制度。大塚家具全店で約533名のスタッフが「スリープアドバイザー」の資格を取得しています。

みんなの寝室の特別なこだわりってある??

(渡辺さん) 自分の起きたい時間に起きたいので、遮光カーテンを使っています。
夏は日が早く昇るし、日差しで起きてしまうのを避けたいので。

(山下さん) 私も遮光カーテンです。家族で起きる時間帯が違うので、日差しが入らないようにしています。

(藁科さん) 寝室の壁紙をエコカラットにしています。新しく住むときに快適なほうがいいかなと思って、普通の壁紙から変えました。元から、エコカラットの良さは知っていて、自分の好きな色にも変えられたし、気分的にも快適になるような気がします。
あとは、アロマを寝室に置いています。自分の好きな香りだと、入眠前の気持ちがとても変わります。

【スリープアドバイザーPOINT!】

大切なのは朝日を浴びて、寝るときは暗くすること
眠くなるのは睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌が関係しています。メラトニンは光によって調整され、目覚めてから14~16時間後に分泌量が増えて眠くなるのです。人の体内時計の周期平均は、地球時間の24時間よりも少し長いため、もともと夜更かししやすいようにできています。ここで夜に強い光を浴びてしまうと、夜更かし生活はますます加速してしまいます。大切なのは朝起きたら朝日を浴びて体内時計をリセットすること。眠るときはなるべく暗くすることが大切です。

「○○だけは譲れない!」みんなの“眠りの流儀”はある??

(渡辺さん) UCHINOさんのパジャマを着ています。通気性も保湿性もあるので、夏も冬も同じパジャマで過ごせるんです。締め付け感がなくて、今まで裸同然の格好で寝ていたけど、パジャマって意味があるんだなぁと、実感しています。

(山下さん) 西川のオーダー枕でないと眠れないです。素材感がすごく好きで、カシウエアのブランケットを使わないと眠れないくらい。冬も夏もブランケットを使っていて、色はピンクと決めているんです。ピンクは、自分にとって気分がすごく落ち着く色なので。

(藁科さん) 私は、肌の保湿かな。肌がさらっとしていると、朝起きた時に乾燥しているんじゃないかと思って嫌な気持ちになるので、必ず保湿をしています。

【スリープアドバイザーPOINT!】

実際試して自分が心地よいと思えるものを選ぶ
素材や機能などどれだけ商品のスペックが理想的でも、実際使う人が心地よいと感じるものは違います。人は自分の今までの環境に使いものを良いと感じる傾向があります。香りや肌触りなど実際に試してみて、自分が心地よいと思えるものを選ぶことが大切です。

解説
実際に、音や香り、明るさは寝ているのに関係ある!?
睡眠と五感の関係は?

人は五感から情報を受けています。眠っているときは目は閉じられていて視覚は働いていないながらも、匂いは鼻から、音は耳から、皮膚からも情報は入ってきています。五感とは外界の情報を取り入れる別々のアンテナであり、それぞれ独立して情報処理されながらも脳の中では、お互いに影響し合っている場合があります。

例えば、浜辺でバーベキューをしている写真を見て、ジュ―という音を聞いたら、なんとなく香りや味を感じたりもします。
実生活では、嗅覚、聴覚、触覚、視覚、味覚の五感一つひとつの情報も重要ですが、それぞれがミックスされた「共感覚(あるいは多感覚)」として考えることが大切です。睡眠の質を高めようとするときも、寝具ひとつではなく、寝室環境全体を考えていきましょう。


人生の約3割を占める睡眠時間。
ぐっすり眠ることが明日の活力を生み、健康な身体をつくることは、皆さんよくご存知だと思います。しかし日本はいま、世界有数の「不眠大国」。忙しくて睡眠時間がとれなかったり、ついつい夜更かしをしてしまいがちです。そこで、睡眠の「量」が少なくても、睡眠の「質」を高めることで、毎日のパフォーマンスを高めるための様々な情報を配信中!この春こそ、睡眠をアップデートしませんか?

◎株式会社大塚家具




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