多くのドラマや映画、CMなどで活躍する女優・松本穂香(まつもと・ほのか)さんが、ドキュメンタリー番組『私たちの震災10年目~あの日を伝えるアンサンブル~』のナレーションを担当することが明らかになりました。本番組は、作曲家・八木澤 教司さんが被災地を巡り、 新たな曲をつくる過程を追いかけたドキュメンタリー番組で、3月28日(土)に千葉テレビ、 群馬テレビ、 29日(日)にテレビ埼玉、 テレビ神奈川、 とちぎテレビ、 30日(月)にサンテレビの独立U局計6局にて放送されます。
岩手県出身の作曲家 八木澤 教司さんは、 2011年の紅白歌合戦で夏川 りみさんと秋川 雅史さんにより歌われた復興シンボルソング『あすという日が』の作曲者です。 東日本大震災から10年が経とうとする中で、 「震災の記憶を風化させてはいけない」、 「被災地で活動している方を応援したい」という思いから、 新曲制作に至りました。八木澤さんが曲作りの過程で被災地の現状を知るために宮城県沿岸部を巡る際、同行取材が実施されました。
訪れた先は、 児童のほとんどが津波の犠牲になった大川小学校跡地や、 震災当時の写真や残された遺品を展示する「南浜つなぐ館」。 そして、 津波で流された防潮林を復活させようと植樹活動を行うNPO「わたりグリーンベルトプロジェクト」や被災者の自立支援を進める「ゆめハウス」など。 そこでは、 被災地で活動を続ける様々な人との出会い、 つながりにより、 新たな歌『南風が吹いたら』が出来上がりました。 完成した曲は海上自衛隊音楽隊の協力を得て、 演奏いただきました。
作詞は、 八木澤さんの奥様 武田 あゆみさんが担当。 「春に吹く暖かな南風が、 冬の凍てついた寒さを和らげていくように、 誰の心にも温かさを吹き込んで、 前向きに生きてほしい」という願いが込められています。 なお、 全国の合唱部や吹奏楽部にも歌い、 演奏していただけるように楽曲されました。
▼番組告知用CM
【私たちの震災10年目〜あの日を伝えるアンサンブル〜】
松本穂香さんからのメッセージ
実際に映像を観ると、 私たちがまだまだ知らない、 震災の現実や、 復興の道のりがあることに気づかされました。 そしてもっともっと日本全体で支援していく必要があると感じました。 収録時は、 色んな方の思いが詰まっていることを考えると、 生半可な気持ちでやる事は許されないと緊張しました。 ただ、 私ができる精一杯の心を込めて、 ナレーションさせていただきました。
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【被災地で活動している方々へ】
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【視聴者のみなさまへ】
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松本穂香・PROFILE(プロフィール)
1997年2月5日生まれ、 大阪府出身。
2015年、 主演短編映画『MY NAME』で俳優デビュー。
その後、 連続テレビ小説「ひよっこ」(17/NHK)、 「この世界の片隅に」(18/TBS)と話題作への出演が続き、 CM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズ、 「JR SKISKI 2018-2019」ではメインキャストを務め注目を集める。 近年の主な出演作には『世界でいちばん長い写真』(18)、 『チワワちゃん』(19)、 『君は月夜に光り輝く』(19)、 『おいしい家族』(19)、 『きみと、 波にのれたら』(19:声優)、 『わたしは光をにぎっている』(19)、 『his』(20)がある。
現在『酔うと化け物になる父がつらい』が公開中、 2020年待機作には、 『みをつくし料理帖』、 『君は彼方』と主演映画が控えている。
◎ジェイワークス合同会社
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