<リポート映像>
鉄道大好きリポーターの青木菜奈(あおき・なな)さんが列車に乗って全国の名所を巡る旅企画【青木菜奈・鉄道の旅】。記念すべき第1弾の今回は、群馬県の土合駅(どあいえき)に向かいました!
向かう途中、2駅手前の水上駅(みなかみえき)も、大自然の山々が見えて、素敵な光景が堪能できます。この水上駅を過ぎると、次の湯檜曽駅(ゆびそえき)から新清水トンネル内に入ります。
そして、目的地の「土合駅」は、群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽にあるJR上越線の駅で、群馬県の普通鉄道の駅では最北端にあり、無人駅なんです。
上り線のホームは地上にあるのですが、下り線(東京から向かった場合の到着時)のホームが地底深くにあり、「日本一のモグラ駅」などと呼ばれ、光景が写真映えすることもあり、注目を集めています。地底の駅の雰囲気が、ノスタルジックな感覚が感じられるのと同時に、近未来的な感覚も感じられ、実に不思議で、他にはない体験ができます。
土合駅に到着!
ホームに降り立つと、地底深くにある為 冷んやりとしており、この暑いシーズンでも冷凍庫の中にいるみたいに涼しいです。そこがまた、この地底駅の”異空間”さを際立たせています。
地底ホームには、トイレと待合室、そして、以前に運転事務室だったスペースもあります。当時掲げられていた黒板があり、これから地上に向かう階段が338メートルあり、462段あることが書かれています。
そして、待合室の中には、寄せ書き帳が置いてあり、ここを訪れた様々な方の書き込みが書かれています。
そして、出口へ向かって進んでいくと、有名な長い階段が見えてきます。
階段を見上げると、出口が見えないほど遠くまで続いており、この階段の長さと、この地底ホームの奥深さが実感できます。
いよいよ、青木菜奈さんが、日本一のモグラ駅の階段登りにチャレンジ!元陸上部だったこともあり、自信たっぷり!
青木菜奈さんの名前にちなみ、7段目で記念撮影。
途中にベンチもあり、休憩もできます。
そして、いよいよ地上の出口が近づくと、外の温かい空気も感じられ、蝉の鳴き声や清流の流れる音も聞こえるようになってきます。
462段登りきりました!
登ってきた下の光景を見てみると、果てしない階段が続いており、スタート地点が見えないほどです!こんなに長い階段を登ったことをあらあめて実感。
ここから改札に向かう通路もノスタルジックでレトロな雰囲気が感じられ、フォトジェニックなスポットがたくさんあります。
改札近くに、モグラカフェ(正式な店舗名は、駅茶 mogura)があります。ここは、土合駅が有人駅だった頃に駅員さんのスペースだった場所を改装して作られたカフェで、「きっぷ売り場」の表示がそのまま残っていて、雰囲気を感じられます。そして、群馬のクラフトビールやコーヒーなどが堪能でき、長い階段を登ってたくさん汗をかき、乾いた喉を癒やしてくれます。
帽子を被って駅員さんに変身!
改札を出て、土合駅を外から眺めると、三角のマークがトレードマークの美しい駅舎です。
この地底深くにホームがあるとは、なんとも不思議ですね!
是非、皆さんも体験してみてください♪
なお、下り線のホームが地底深くにあり有名な土合駅ですが、上り線のホームは地上にあるんです!
▼その上り線のホームをリポートした映像がコチラ♪
山々のキレイな緑に囲まれた美しいホームで、心も和みます♪
そして、近くに谷川岳ロープウェイ乗り場もあり、
天神平駅まで上ることもできます!
▼谷川岳ロープウェイのリポート映像はコチラ♪
◎ACTRESS編集部
Reporter:青木菜奈
僕は、リンクの所属で、横須賀市内の工場(最寄りは京急の追浜)に勤務する者です。
かつては、18きっぷ等で土合に行った事があります。まだカフェは存在してなかったですが、魅力的な駅に変わりましたね。僕の地元の神奈川県からは極めて遠い是非行ってみたいのが野望です。
コメントありがとうございます!
なるほど、土合に行かれたことがあるのですね♪
最近、カフェができたり、宿泊できる施設ができたりと発展しているので、是非体験してみてください♪